驚異的な値上がりを続けるアメリカ株の中でもNASDAQ100の値上がりはアメリカ経済を牽引してきたと言っても過言ではありません。
そんなNASDAQ100の値上がりに投資して資産を増やしたい!というニーズは高いと思います。
そのNASDAQ100に2倍レバレッジをかける投資信託iFreeレバレッジNASDAQ100についての運用実績と共に、投資してみて分かってきたことがあるので、合わせて記事にしたいと思います。
前回の記事はこちら

・iFreeレバレッジNASDAQ100の運用実績
・iFreeレバレッジNASDAQ100の最適積立方法
運用実績2020/9~2020/11/6
管理人ひでは2020/9からiFreeレバレッジNASDAQ100を積立始めました。最初の2ヶ月の成績は以下のとおりです。
楽天証券(2020/9/2~2020/10)
6000円/月 毎月積立 投資額12,000円 評価額12,106円(+106円)
SBI証券(2020/9/30~継続中)
日300円 毎日積立 投資額8,100円 評価額8,736円(+636円)
iFreeレバレッジNASDAQ100の値動き
9月~11月上旬の間でのiFreeレバレッジNASDAQ100の値動きです。
積立日である9/2の価格はこの期間内で一番高く高値掴みとなってしまいました。
故に長い間含み損となることになってしまいました。
もちろん何年も先を見据えての積立であれば数ヶ月間の含み損は大した事はありませんが、日々の価格の動きが大きすぎる銘柄であるため、高値掴みをするとリカバリーが大変であることがわかりました。
これが最適!iFreeレバレッジNASDAQ100の積立方法
じゃあ毎日積立すればよいのでは?と思いシミュレーションしてみました。
①毎月積立:6,000円
投資期間:2018/10/31~2020/10/30
月末時点での価格で定額(6,000円)分1357購入する
投資総額:150,000円
②毎日積立:300円
投資期間:2018/10/31~2020/10/30
毎日の基準価格で定額(300円)分購入する
投資総額:145,200円
①と②で投資額の総額はほぼ同額としています。
①毎月積立
基準価格:21,243円(2019/8/14現在)
合計口数:122,799口
時価総額:260,862円
損益額:+110,862円
利回り:+84.6%(運用日数:730日)
年利換算利回り:42.3%
②毎日積立
基準価格:21,243円(2019/8/14現在)
合計口数:118,777口
時価総額:252,318円
損益額:+107,118円
利回り:+73.7%(運用日数:730日)
年利換算利回り:36.85%
①と②でほとんど利益は変わりませんでした。
結論:2年間の利益としてはほぼ同じです。
なので総合的なリターンは2年以上の長期で見ればそこまで変わらないと思います。
しかし短期間でのシミュレーションをすると様相が変わります。
2020/9/1~2020/9/30の運用損益推移(毎月は月初に投資すると仮定)
青が毎日積立、赤が毎月積立での損益額推移です。
2020/10/1~2020/10/31の運用損益推移(毎月は月初に投資すると仮定)
当然ですが、毎日積立の方が投資初期の損益額がマイルドになっていることがわかります。
投資初期にマイナス額が大きいと、本当にこれで続けて良いのだろうか?と思ってしまいませんか?
これが原因で積立を辞めてしまい、将来の大きなリターンを逃してしまう人も多いはず。
この銘柄は日々の値動きが激しい為、いつ始めるか?の運に投資初期のリターンはかなり左右されるため、毎月積立よりも毎日積立の方が日々の値動きがマイルドになり継続しやすいと思います。
ついでに多少の暴落時も毎日買い付けることからたくさん今日は買えるな!と思える精神安定剤にもなり得ますね。
iFreeレバレッジNASDAQ100を毎日積立できる証券会社
iFreeレバレッジNASDAQ100はレバレッジ型投資信託のため、ネット証券では長期投資に向かない、積立投資に向かないとされ、不遇な扱いを受けています。
楽天証券・・・ハッピープログラムの算定対象外
松井証券・・・積立設定不可
※2020/12/30~松井証券積立可となりました。
(2021/1/2 追記)2020/12/30~松井証券にてiFreeレバレッジNASDAQ100が積立可となりました。
積立する証券会社としては松井証券が最適解となりました。
よって毎日積立ができ、かつ保有によってTポイントが貰えるSBI証券で積立てるのが良いと思います。
SBI証券ならば残高の0.1%(年間)のTポイントを受け取ることができます。
最終的には松井証券の投信毎月現金還元サービスで毎月現金を受け取る方が良いので、溜まったところで移管するのも選択肢の一つと思います。
iFreeレバレッジNASDAQ100を積立検討している方に参考になりましたら幸いです。
コメント